期間限定第二弾 四万温泉エール高野山IPAを発売しました!

四万温泉エール高野山IPA

いつか、つくりたいと思っていたセッションIPAを仕込む事が出来ました

期間限定の四万温泉エールをつくるとしたら、最初につくろうと思っていたのがこのセッションIPAでした。エールを作り始める前は、苦くないビールを造ってそれを個性にしようなんて思っていたのですが、苦いことは立派な個性で美味しいんだと気づかせてくれたのがIPAでした。
いつか作ってみたいとは思っていましたが、忙しさにかまけてレギュラー品の3種類しか仕込んでいませんでした。今回は四万温泉ビアフェスへ協力しなければならないので、山椒エールと一緒につくることにしました。

ホップのファルコナーズ フライト 7Csが味の決め手!!

セッションIPAのレシピは勉強して割とすぐに決まったのですが、重要なホップの選択が問題でした。実は四万温泉エールファクトリーで使っているホップはヨーロッパ産ばかりなのです。やっぱりIPAはアメリカ産の香りプンプンのホップが使いたいと思ったのですが、アメリカ産は仕入れ先が見つからないんですよね~。
どうしようかと考えながら、税務署に管理されている帳簿をつけていたら原料受払簿に忘れていたホップを見つけました。以前取引のあった業者さんからカスケードホップの代わりにすすめられた「ファルコナーズフライト7Cs」というブレンドホップでした。柑橘系の香りが強い品種のブレンドホップでまさにIPAの為のブレンドホップだったのですが、ヨーロッパ産のカスケードが手に入ったので忘れていました。購入してからすこし経っていたのでちょっと心配でしたが、アルミ袋を空けないまま冷蔵で保管していたので全く問題ありませんでした。通常のエールだって割と贅沢にホップを使っているつもりなのですが、その2倍以上のホップを使って仕込みました。

まさに苦くて苦くてホップくさいIPAが出来ました

出来上がった四万温泉エール高野山セッションIPAを味見したときは本当にうれしかったです。口に近づけるだけでホップが香り、ガツンとした苦みが来て口の中に柑橘系ホップの香りが広がります。まさに思い描いていたIPAの味でした。
ファルコナーズフライト7Csは多分もう手に入らないので、あと2~3回仕込むと無くなってしまいますが、そうしたらまた違う味のIPAをつくってみたいですね。

名前の高野山の由来は仏教とはなんの関係もありません

セッションIPAの前につけている名前の「高野山」ですが、『たかやさん』と読みます。実は山椒エールの名前の元になった三小の木造校舎の正面にある山の名前が「高野山(たかやさん)」だったのでその名前をもらいました。今でも毎日緑色の高野山を見ながら生活しているので、緑のホップいっぱいのイメージが緑の高野山に直結して名付けました。私としては良い名前だなあなんて思っているのですが、よく考えたら自分にしか分からないですね。

四万温泉協会のYくん、そんな訳でこれからは「たかやさん」と読んで下さい。お願いします(^_^)

 

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