限定品『四万温泉産カスケード』使用の四万温泉エール醸造中!!
目標1つ達成!四万温泉産のカスケードホップで醸造中です!!
嬬恋高原ブルワリーさんにカスケードホップの根茎を分けていただいてから、早数年。
やっと四万温泉の中で自分で育てたホップを使って四万温泉エールが仕込めました。
もうすぐ主発酵が終了する予定です。
ホップの乾燥機がないので、ある程度自然乾燥させた位なので、ちゃんとしたホップ生産者がつくっているホップと水分量が違うので使用量の加減が分からず、思い切って多目にカスケードホップを使いました。
そのホップの香りに負けないようにペールエールとアンバーエールのの中間くらいにややモルトの風味を強めてみました。
それでもホップは活かしたいので、First Wort Hopping で麦汁とホップの接触時間を出来るだけ長くし、さらに煮沸終了後にやや冷却した後30分以上フィニッシングホップで香り付けをしました。
もちろん、使ったホップは四万温泉産のカスケードホップだけです。
とにかく、味見をするのが楽しみです。
実は昨年中に醸造する予定だったんです!
昨年はホップの育ちが調子よかったんです。
だから、昨年の夏にこの四万温泉エールは仕込む予定だったんです。
それがホップを収穫してから、税務署に新しいエールの製造の届け出をしていないことを思いだして、申請する間はとりあえずホップを冷凍しておくことにしました。
本当は製造する前日に申請すればOKなのでとっととつくっちゃえば良かったのですが、「法律上は前日でも良いことになっているけど、1週間くらい余裕をもって届けでしてもらえると助かる」と言われていたので、馬鹿正直にそれをまもってしまいました。
そんな事をしている内に8月は一年の中でも結構忙しい月で、もう少ししてからなんて思っていたら、ホップが冷凍してあるのもあって先送りになってしまいました。
実は製造の届け出も結局10月になってからでした。orz
そんな訳でダラダラ遅くなってしまった醸造がやっと実現しました。
今年のホップの収穫が始まってから、昨年のホップで仕込むのではなんかかっこわるかったので、今年収穫したホップも追加で使いました。
その分、香りが強化されていると思います。
『手摘みホップ』という名前はストレートに!!
四万温泉エールは四万温泉にちなんだ名前をつけることにしています。
でも、『手摘みホップ』は四万温泉関係ないですよね。
いや~、悩んだんですよ。
四万温泉にちなんだ名前でホップやカスケードに関連するものがおもいつかない。
ちなみに高野山は緑色の山のイメージがホップたっぷりにつながると思ったからです。
自家製ホップを使ったことを強調したい。
でも、四万温泉にちなんだというルールが、と堂々巡りして、最終的にめんどくさくなって『手摘みホップでいいや!』と決めました。
今考えると『40k Cascade』にすれば良かったと思っています。
今月末には発売したいと思っています。