四万温泉エール花ゆかり麦酒 [米ペールエール]
スタイル ペールエール
アルコール 5%
使用アロマホップ ギャラクシー・モザイク・アマリロ
花ゆかり麦酒は中之条町のブランド米『花ゆかり』を原料に使用したペールエール。麦芽の風味も豊かでホップもよく香る優等生のペールエール。唯一、主役の米の味が感じられないのが赤点かも?
中之条町の美味しいお米『花ゆかり』
ブランド米が流行る前から一部では『中之条町のお米は美味しい』として知られていました。
といっても私も知らなくて、中之条町のお米ではないものを食べていました。農家さんとの話し合いの時にその話を聞き、実際に食べてみてビックリ!、その頃話題の魚沼産より美味しいんじゃ無いの?という味でした。
それを、地元で食べないで全農に出荷するとその他のお米と混ぜられて普通のお米として売られてしまうと言われ、もったいないと思いました。
やっぱり、美味しいお米は美味しく食べたいですよね。
その頃から、酒屋なのにお米の販売を始めたのです。
その後、中之条町でも町内の美味しいお米として花ゆかりブランドを立ち上げたようです。
我が町のブランド米『花ゆかり』でビールが作れる?
このように友人から聞かれたときは思いました。
「もちろん、簡単だよ。米はビールの代表的な原料だから」でも同時に思いました。
「米の特徴はビールに出ないんだよな」
それでもとにかくビールを作ろうということにはなったのですが、いろいろ余裕が無かったので新米がとれるまで待ってもらえば時間が稼げると結局1年くらい待ってもらいました。
もらった時間でどんなビールを作るか考えました。
米の味がしないなら、逆に米ばっかりにして透明なサイダーのようなビールにするか?、、、でも美味しくなさそう。
それなら、米の量を減らして、米を一粒しかつかわない一粒ビールをつくるか?、、、だから何?って感じ。
両極端で特徴が出ないなら、米の特徴のビールを作るのは無理だと諦めました。
それではどうすればいいのか?もう基本に立ち返ることにしました。
原料としてお米は使う。そして、美味しいビール造る。これしかない。
ビールに真摯に向き合って美味しいビールを造ろう、そう思いました。
その結果出来たビールは美味しかったです。満足いく味です。是非飲んでほしいです。
花ゆかり麦酒の由来は?
これは、そのまま中之条町のブランド米の名前からつけました。
何のひねりもありません。