期間限定第4弾 四万温泉エール『嘉満ヶ淵』仕込みました!!

四万温泉・生姜エール

期間限定エール第4弾です!!
群馬県産の生姜で味付けした『生姜ポーター』です。
生姜味のエールは最初に思いついたのですが、やっぱり生姜は冬の方が合うのかな?と思って今までとっておきました。
1月中旬の発売予定でしたが、まだ瓶詰めもしてないし、ラベルの印刷も上がってきていないためもしかしたら下旬の発売になるかもしれません。

群馬産の生姜で仕込みました!!

生姜は群馬県産です。別に何処産でも良かったのですが、観光地で販売するので『地ビール』っぽく群馬にこだわってみました。
最近の風潮だと、クラフトビールは格好良くて、地ビールはダサイ感じの気がしますが、当店は観光地なので地元にこだわった地ビールの方がいい気がするんです。
こんな事を書くと税務署さんに怒られそうですが、平成30年の4月からちょっと条件付ですが四万温泉エールファクトリーでもビールの製造が可能になります。その件についてはまたブログででも書きたいと思いますが、もうちょっとビールの酒税が下がってからの方がつくりやすいのかなあ?と思ってつくるか迷っています。
話がずれてしまいましたが、とにかく群馬県産の素材にこだわったと言いたいわけです。といっても1回の仕込みで使う量は生姜800g位だったので、道の駅みたいなところをまわって見つけました。本当は近くのスーパーで群馬産の生姜が売っていたので早めに買ったのですが、忙しくて仕込めなかったり、もう少し寒くなってからなんて思っていたら生姜がかびてしまって使えなくなってしまいました。その後仕込み日を決めてから買い直しました。
来年は自分で生姜を栽培してみるのもおもしろいと思っています。

発酵中は生姜の香りが充満してました!!

生姜スライス画像
※生姜の画像はイメージです

生姜のポーターは海外ではメジャーなバリエーションなので、参考にした元のレシピはあったので失敗することは無いと思っていたのですが、逆にどんな仕上がりになるのか楽しみです。麦汁を煮込んでいるあいだはそれほどでも無かったですが、発酵中に生姜の香りがたちこめていました。きっと生姜の個性が際立ったエールになっているはずです。
通常、私のつくる期間限定のエールはペールエールを基本としてフレーバーを加えているのですが、今回は生姜の味わいにエールが負けないようにポーターをベースにしました。きっとポーターの深い味わいと相まって冬の季節に最適なエールに仕上がってくれると信じています。
ちなみに、ポーターとはなんぞやという話なのですが、詳しい話はgoogle先生に聞いてもらえばたくさん教えてもらえると思うのですが、私は『軽めの黒ビール』だと思っています。いわゆる黒ビールと言われるスタウトはスタウト・ポーターの略で、ポーターを濃く強い味わいにしたのがスタウトと言うことらしいです。実際には原料の違いなどいろいろあるようですが、そんな細かいこと考えてたら味がわかんなくなっちゃいますよね。

嘉満ヶ淵は四万温泉の隠れた名勝です。

嘉満ヶ淵-四万温泉最後に名前の『嘉満ヶ淵』のご紹介です。
嘉満ヶ淵は四万温泉の入り口付近にある渓谷で、浸食された川をはさんだ岩肌が不思議な雰囲気を醸し出しています。画像は台風の直後に撮ったので、水がたっぷり流れていて普段では見られない景色なのですが、通常は嘉満ヶ淵のちょっと上流で発電用に水をとってしまっているので水が少なく、岩の露出した渓谷を楽しむことが出来ます。
昔は展望台や売店があって景観を楽しむ人も多かったそうですが、現在は発電所の取水施設が出来たせいでほとんど訪れる人のいない隠れた名勝となっています。
私はこの場所が大好きなので、いつか四万温泉エールに名付けたいとずっと思っていました。

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