四万温泉エールおう穴 [アンバーエール]

四万温泉エールおう穴

スタイル アンバーエール
アルコール 4.5%
わずかに加えたブラックモルト由来のロースト香と風味があり、ホップの複雑な風味を活かしながらやや強めの苦みを加えている。ほのかなカスケードホップの香りがスッキリとした味わいに仕上がった褐色エール。

ペールエールとの差別化が主題!

四万温泉エール2番目のおう穴(おうけつ)はアンバーエールスタイルです。
目指した味わいは当然、1番目のペールエールとは全く違う味わいにしたい。濃色麦芽が使われているので色は茶褐色なので、明らかに違いが分かります。後は味です。色が濃いと言うことは当然モルトの風味が強いので、それだけで違いが分かるだろうと思ったのですが、ついでにホップの香りも違いを出したいと考えました。それが何年も続く悩みにつながるとはこのときは考えもしませんでした。(詳しくはこちらを)まあ、とにかくホップの香りを変えるためにアメリカンホップの代表格カスケードを主体に使うことにしました。今考えると、ペールエールがアメリカンホッフでの香りが強くて、アンバーエールがモルトの風味が強い方が通常の考え方何ではないかと思いますが、ちょっと変わってるんですかね?
結果的には、ホップの香りはひかえめで、モルト風味がいかされたアンバーエールに仕上がっています。

四万エール[おう穴]

2020年にはホップの香りを強くすることに成功!

数年来、カスケードホップの香りが強まらないと工夫を重ねてきましたが、やっとどうすればいいかが分かりました。答えは単純で、ヨーロッパ産だったホップをアメリカ産に変えれば良かったんです。
ただ、もう何年も今までの味で販売してきたので今更大幅に変えることは出来ませんでした。今のままで十分美味しかったと思います。でも、こだわりなのでカスケードっぽい風味は強めました。コクも出たような気がします。とりあえず、この味わいにこだわって続けて行きたいです。
アメリカンホップ香るエールは別の方法で実現したいと思います。セッションIPAの高野山はアメリカンホップたっぷりなのでそれとの差別化も問題です。

おう穴の名前の由来は?

おう穴は四万温泉の観光名所『甌穴(おうけつ)』からいただきました。甌の字は難しいので、ひらがな表記にしています。
甌穴は四万温泉の入り口付近の四万川の川底にある大きな穴の事です。川の流れで川底の石が動き、何万年?もかけて川底に丸い穴をうがったそうです。
ちょうど甌穴のあたりは発電用に川の水がバイパスされているので水が少なく、穴のすぐ近くまで行ってみることができます。川の底に穴が開いているということは当然水深が深くなっているため、今話題の四万ブルーを見るスポットにもなっています。

甌穴

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