酒税法改正、万歳!初めてのビールを仕込みました!

なんというか、すごいタイトルですね。我ながら恥ずかしいです。
それでも、こうならないかなぁと製造免許取得以来願っていた夢がかなったわけです。
想像以上に早かったですけど。

四万温泉エールでも『ビール』をつくっても良いことになりました!

おいおいそれじゃあ今まで何をつくっていたんだという話ですが、業界というか税務署様のルールでいえば「発泡酒」をつくっていたんです。
もちろん心の中では「ビールなんだ」と思いながらでしたが、とにかく発泡酒しかつくれなかったんです。
だから、今までわしの屋酒店のPOPやウェブサイトでも地ビールと書かないように気をつけていました。
ところが、今年4月の酒税法改正で今まで発泡酒の区分のだったものの一部がビールに区分されることになりました。
この「もともと発泡酒だった分については、”ビール”になるけど発泡酒の免許でもつくっていいよ」というお許しが出たので(みなし製造免許とかいうらしい)、早速”ビール”をつくりました。

初めてのビールはSMaSH

マリスオッター麦芽

初めてのビールなんて考えちゃうとついつい気負っちゃっていろいろ考えちゃいました。
いろいろ考えた末にやっぱり王道でいこうと思ったのですが、やっぱりいろいろ考えちゃいました。
その答えがSMaSH[スマッシュ]です。aだけ小文字で書くらしいです。
Single Malt Single Hop の頭文字をとった作り方です。
つまり、ビールの仕込みに1種類の麦芽と1種類のホップしか使わないという、非常にシンプルで素材の風味が活きるビールです。
麦芽は高給麦芽として知られる『マリスオッター』
ホップはドイツ産『ノーザンブルワー』
今回はイングリッシュエールを目指したので、酵母も新しく香りの良い酵母を使ってみました。
いやぁ、どんなビールに仕上がるのか?私が一番楽しみです。
今後、いろんな麦芽やホップを試せたらおもしろいと考えています。

原材料の秘密も1つ打ち明けておきます

食塩

ちゃんと見なければ分からないと思いますが、四万温泉エール四万川には原材料として食塩が使われています。
『塩が入ってるなんてどんな味なの?』と思われるかもしれませんが、多分塩の味は分からないと思います。
じゃあ、なんで塩が入っているかというと、これがはじめの酒税法改正につながるんです。
今年の4月からビールに使っても良い副原料に食塩も追加されたんです。
今までは原料に塩を使っているとビールでは無くて、発泡酒に区分されていました。それが少量なら食塩をビールに入れても良くなったんです。
逆に言うと、ちょっぴり食塩を入れれば麦芽100%のビールがうちの免許でも作れるようになったということです。
でも、いつか塩の味を活かしたビールも造ってみたいですね。
しょっぱいのでは無くて、コクが増すと思うんです。お汁粉に塩を入れると甘さが引き立つと言いますが、私はコクが増すと考えています。味覚の5角形が広がっていろんな味が感じられて奥行きが出ると思うんです。

王道のビールを目指すから、名前は四万温泉の宝「四万川」にしました!

四万川

四万温泉エールの名前は基本的に四万温泉にちなんだ名称にしたいと思っています。
四万温泉の水源の山である『稲包山』、四万温泉開湯伝説の源泉『御夢想の湯』、重要文化財の『日向見薬師堂』、清流でうたう『河鹿蛙』、子供の頃よく登った『水晶山』、一年に1回お祭りが楽しみだった『白岩不動』
案はいろいろ出てきたのですが、決めきれませんでした。
そこで奥さんから、『王道のビールをつくるなら四万川じゃない?』といわれまして決めました。
四万温泉の宝、四万川です。
四万温泉はこの四万川に沿って有る温泉場です。青から緑まで不思議な色に輝き、そこに住む魚だけで無く、四万温泉に住む人々ののどを潤しているのです。
もちろん、四万温泉エールも四万川の水でつくられています。
この名前に恥じないビールをつくっていきたいですね。

といっても、今までの四万温泉エールは味を変えたくないので、発泡酒のまま作り続ける予定です。

 

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